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【考察】卓球選手がピンポン玉に息を吹きかける理由を考える


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今週のお題「自由研究」

 

こんにちは、nissydesuです。

 

いま世間で最も熱い話題といえば、やはり東京オリンピックでしょう。テレビを見れば、毎日オリンピック関連の報道がされています。

それでテレビで競技の様子を見ていたときに、一つ疑問が浮かんだのです。それは卓球選手がサーブを打つ前に、ピンポン玉にフッと一息入れてからサーブを打っていたことです。ある選手のルーティンってわけではなさそうで、どっちの選手もピンポン玉に、それどころか腕やらラケットやら至るところに息を吹きかけていました。

これはつまりどういうことなんでしょうか。いくつか理由を考えてみました。

 

1本目 回転を加えるため

人がハッと吐く息は、だいたい30〜35℃でしょう。例えば会場が25℃だとすると、気温と息の温度で5〜10℃の差が生じることになります。さて、冷たい空気と熱い空気が混じり合って発生するものといえば皆さんお気づきですね、

そう、竜巻です。

息を吹きかけることによって生まれる温度の差異で竜巻を起こし、ピンポン玉に想像を超える回転を加えているのでしょう。世界ってすごいですね。

f:id:nissydesu:20210807130439j:image(まさに卓上の魔術師)

 

2本目 臭いで攻撃

卓球ってお手軽なイメージがありますが、それでも運動量はそこそこあります。なので、後に控える激戦に備え一戦一戦を素早く終える必要があるはずです。そんな時に効果的なのが相手を弱らせることです。

きっと前日からニンニクとかたらふく食べて、口臭をピンポン玉に纏わせることで相手の戦意を削っているのでしょう。ところで世界レベルの口臭ってどれくらいなんだろう。

 

3本目 浮かせるため

皆さん卓球と似た卓上スポーツとして、エアホッケーをご存知ですか?あれって卓に小さな穴がたくさんあって、そこから吹き出す空気でパック(エアホッケーにおける球)を浮かせてあの滑らかな動きを出しています。

これは偏見ですが、多分卓球をやっている人は「卓上競技なら卓球がカーストトップだろう」と思っているはずです。よって「所詮娯楽のエアホッケーにできることが、卓球にできないはずがない」ということで今日も卓球選手は息を吹きかけるのです。

 

4本目 マーキング

トリビアの泉で知ったのですが、卓球で使用されるピンポン玉って完成までに4ヶ月ほどかかるそうです。4ヶ月ですよ、ジャンプだったら不人気新連載が打ち切られる頃です。だからピンポン玉って結構貴重なんですよ、体育の時間にみだりに球を割っていた輩は悔い改めましょう。

関係ない話は置いといて、4ヶ月もかかった技術の結晶を我が手に収めているとなれば、人間は欲深い生き物ですからつい自分だけのものにしたくなるでしょう。とはいっても今持っているものはラケットのみ…「しょうがない、息でも吹きかけとくか」となるわけです。

 

真相を探る

これ以上失礼を働くと、卓球界から出禁になります。僕も昔1年だけ卓球をやっていた身としてそれはとても困るので、ピンポン玉に息を吹きかける本当の理由を探って謝罪をしましょう。

f:id:nissydesu:20210807135319j:image(Googleに全てを託す)

 

調べたところ、こんなのが出てきました。
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つまり、ピンポン玉やラケットに付いているゴミや汗、脂を飛ばす為に息を吹きかけているそうです。

納得も納得の回答ですね。全ての疑問が腑に落ちました、悟りを開いた気分です。

 

謝罪

ということで、卓球選手様に対しピンポン玉を守るための行為にケチをつけてしまったことを、心より深くお詫び申し上げたいと思います。代わりといってはなんですが、これから僕は卓球をする際には、本気で竜巻を起こすつもりでピンポン玉に息を吹きかけようと思います。

そんな滑稽な姿を見かけたらどうぞ嘲笑ってください。この度は本当に申し訳ありませんでした。

 

終わり。