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独立都市ヴォルストーズにも春が!?

今週のお題「好きな街」

 

こんにちは、nissydesuです。

皆さん、僕がこの世に生を受けてからずっと独立都市ヴォルストーズに住んでいることは、今や誰しもが知りうる事実だと思われますが、ヴォルストーズにも遂にがやって来たことはご存知でしょうか。

実はヴォルストーズという都市は、昔お話したとおり極寒の大陸レシーズヘンに作られたハリック(要塞のこと)です。なので基本的に一年中シーラ(雪のようなもの)が吹きすさぶ荒涼たる街なのですが、この度79年と2ヶ月ぶりにセインファルス・トリフィクチャー(冬)が明けました

一応ヴォルストーズにも四季っていう概念はあって、ルクーセ(日本でいう学校)でもセインファルス・トリフィクチャー(冬)という流れは覚えさせられます。でも如何せんセインファルス・トリフィクチャー(冬)以外の季節があるって実感が持てなくて、みんなケメリトール(だいたい定期考査)の四季だけセンミ(赤点のニュアンス)取りがちなんですよね。そうするともうユチュルズ(先生のことです)がカンカンで、そしたら連日エツヘル(おおよそ補習)になってもう夜まで帰れません。

懐かしいなぁ……かくいう僕も四季はとっても苦手で、春夏秋はもちろんセインファルス・トリフィクチャー(冬)もまあ今でこそ言えますが当時の僕はスッテンテンで、お恥ずかしながらスフ(約0点)を取ってしまってぶっちぎりのビリ(最下位のことです)になったこともあります。

あんときゃママ(ヴォルストーズでは母親のことをこう呼びます)にめちゃくちゃ叱られたなぁ……なんなら今でも覚えてるセリフがあって「そんなんだからケリクル(恐ろしくて言えません…)がいつまで経ってもソーレイジ(満タンの意)のままなんでしょ!!」って……まったく、実の息子に言いますかねコレ(笑)。もう今となっては笑い話ですが、ミクシィ(ツイッターのようなSNS)に呟かれたら大炎上ですよまったく(笑)。

 

おっと、話がずっと脱線してましたね。つい昔話をしてしまいました。

で、ヴォルストーズには春が来たときに行われる伝統的な式典がありまして、先月戴冠された新王ラコザールの宮殿に国民が皆することになりました。

式典の内容は新王が春の訪れを喜ぶサナッツ(たしか詩)を詠まれたのですが、正直なところちょっとサブくて、「あれ?まだセインファルス・トリフィクチャー(冬)!?」って一人吹き出してしまいました。

そうしたら周りを警備していたカランセラス(アルバイトのこと)が一気に僕のところにやってきて、カランセラスハイナス(バックヤードみたいなもの)に連れていかれちゃいました。「あくまで咳き込んだだけだ」と主張したところ、なんとか疑いは晴れひとまず安心といったところですかね。

とりあえず、今から当局のマークを撒く必要があるので今日のところはここでお別れです。また会えたら会いましょう。

 

終わり。